ホーム 遥 株式会社のお知らせ 家族葬はるか葬儀メモリー「人生という名のおくりもの」
家族葬はるか葬儀メモリー「人生という名のおくりもの」
葬儀プラン:家族葬
会葬者数:11人
葬儀実施日:10月26日
~ナレーション~
突然の別れとなりました。
アナタと共に歩んだ日々が、
今、走馬灯のようによみがえります。
多くの趣味を持っていた人でした。
デイケアで楽しく歌っていたカラオケ。
裁縫も得意で、お孫さんの洋服を編んだり、ご長女様の着物も作ってくれました。
漢字もお手のもの。アナタに聞けば、なんでも答えてくれます。
手作りの筍の煮物、きゃらぶき…。美味しかった。
お友達と旅行も楽しんでいましたね。
八十八ヶ所巡りにも行きました。
親子三代で訪れた沖縄の地。金属探知機事件…。
思い返すと、思わず顔がほころんでしまいます。
人生に多くの楽しみを持っていましたね。
自分で自分を喜ばせる術を知り、
その人生に責任と覚悟を持っていた人。
それがアナタの強さであり、優しさであったのかもしれません。
人間にとってもっとも幸せなことは、この四つだといいます。
愛されること
褒められること
役に立つこと
必要とされること…
おばーちゃんに聞けば、
なんでも答えてくれ、なんでもしてくれたそうですね。
みんながアナタを頼りにしていました。
それが どれほどアナタを強くしてくれたことでしょう。
どれほど満たされた気持ちにさせてくれたことでしょう。
どれほど生きる意味を感じさせてくれたことでしょう。
幸せな92年であったに違いありません。
迎えた旅立ちのとき――。
懐かしい人の姿はもう見えているのでしようか。
「お父さんと仲良くしてください」
ご家族様よりおくる言葉です。
別れはアナタがくれた最後のおくりもの。
私はここに生まれて良かった。
楽しい人生だった。
そういって頭を下げてお礼を言えるような人生を送ってほしい…。
それがおくりものの意味なのかもしれません。
故人様を象徴する花「カラー」
ご家族様のお話を聞く中で私たちは故人様は女性らしく凛と
された方だったのかなと感じました。そこで、凛としたお花
の象徴である「カラー」を故人様のご長男様とご長女様に棺
に入れていただきました。