家族葬はるか葬儀メモリー「生きること」

2020年1月10日

葬儀プラン:はるか葬

葬儀実施日:令和1年12月31日

葬儀場所:はるか会館

会葬者人数:14名

 




「えっと働いた。よー働いてきた」

あなたが紡いだ言葉。

働き者で頑張り屋のお母さんでした。
調理員として、町の仕出し屋に勤めていたお母さん。
地域の方にもとても頼りにされていたそうで、地域の集まりではいつも味見役。あなたの言葉に、存在に、皆が安心していたといいます。
懸命に心を傾けてきた日々は、気付けば30年に及んでいました。

勤めの傍らでは、農業や畑仕事にも励んでいました。
陽がくれても中々帰って来なかったと語るご家族様。
一心に働いていました。





40代の時、ご主人様を見送りました。
2人のお子様は当時学生。
「卒業させんといけん思うた」
当時の覚悟をのちに聞きました。

やがて出逢う”孫”という存在。
3人の孫たちが可愛くて仕方がなかったようです。
中でも末っ子のお孫さんへの想いが強かったそうで
「あの子のために…」
と力を振るい立たせていた姿をよく目にしました。




”守りたいものがある”
その強い想いが、悲しみの中に留まることを許さず、
どんなときも前を向くことを教えてくれたのでしょう。

生きることは、働くこと。

あなたは大切な人たちを懸命に守ってきたのでした。



お家が大好きだったお母さん。
大好きな場所で、大好きな煙草をふかし、大好きなコーヒーを飲むことがあなたの至福の時。
3日前にも、”大好き”に囲まれて過ごすあなたの姿がありました。




やがて…

あなたは空へと続く階段を足早に上ってゆきました。


お別れのお花とご一緒に、お母さんが大好きだった煙草とコーヒーをご用意させていただきました。

最期にもう一度、ご家族様の手によってお母さんの口にコーヒーを含ませてさしあげる。 
煙草にはマッチも添えて…。




「最後まで働いていた。働き詰めだった。これからはゆっくりしてもらいたい」
ご家族様より、あなたにおくる言葉です。




お母様の指紋とご家族様の指紋をお花に…。
30922日の歩みにおくる花束です。
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