家族葬はるか葬儀メモリー「発車、オーライ」

2019年2月8日

葬儀プラン:家族葬プラン
葬儀実施日:12月8日
会葬者数:32人


しんしんと寒い朝 

ともすれば沈みがちなこの日
遠い記憶に思いを馳せると 

こんな寒い日でも
母の笑顔が気持ちの中にほんのりとした

明るさと温かさを与えてくれた

何かを決断するとき 

何かを乗り越えるとき
その強い心は 

見守る人がいるかいないかで

大きく違うもの


こうした環境を作ってくれた 

おそらく本人も
意識の中にはないさりげないやさしさが
明日へ歩みだす力を授けてくれたのでしょう


今日は吉和の朝も寒いのでしょうか


セピアの思い出は 

エンジン音が大きなバス


そこに車掌として乗り込み 

仕事をこなす


曲がりくねった道 

坂道 

雪道も 

車掌がいないと
バスを走らせることができません


いろんな人がバスを利用し

時にうれしく心弾み


時に寂しさ辛さを感じ


車窓を眺めていたかもしれません

家族を作り家事と子育てをこなしながらも

いつも笑顔だった姿が想像できます


調理の仕事でも あなたがまわりを明るくし
やさしさと笑顔で勤めていた日々


例え寒い日であっても 

あなたの心は沈むことなく
いつもの口笛や鼻歌が 

まわりに安心を与えてくれました

ご主人が旅立った後も義理の母と寄り添い 

苦労や試練も多かったはず
だけど口笛が響く日常を

送ることができたのはなぜでしょう

施設に入り 

ゆっくり歳を重ねていき 

体が思うように動かなくなっても


記憶が薄れていくようになっても


スタッフの方々に

慕われ愛されたのはどうしてなのでしょう

明るさ、やさしさ、笑顔が
何よりも勝るということを

教えてくださった故人様
お子様たちがそれを受け継ぎ 

今 まわりを温かさで包んでいます

母に贈る言葉は「ありがとう」
大きな感謝はこれからもずっと続きます

吉和にかえりたい
その想いはずっと伝わっていました
良い人たちに囲まれながらも
あなたの心のふるさとは あなたの落ち着く
夫婦で共に過ごした「彼の地」
これからは バスに揺られながらのどかな道のりをご主人と共にたどって下さい

故人様とご家族様の思い出の地である吉和。
お棺の中へは広島バスセンターから吉和の時刻表。
そして、ご会葬されたすべての方の指紋と故人様の指紋で手作りの切符を切っていただき、直筆でお名前を頂戴しました。そちらを額におさめ、ご家族様にお渡ししました。

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