家族葬はるか葬儀メモリー「良い花は後から」

2019年3月30日

葬儀スタイル:家族葬プラン
葬儀実施日:12月23日
葬儀場所:アーバンはるか会館
会葬者数:13名



今、アナタのそばに咲く可憐な花。”いつ花を咲かせるだろうか”
目を細め、楽しみに眺めていましたね。そしてーー
一週間の入院の末、アナタは永遠に瞳を閉じました。
ご家族が我が家へ帰ると、あなたの見守っていたあの蕾が開いていました。
“スイセンの花”
アナタの想いがそこに咲いているかのようです。
今日はスイセンの花とともにアナタを送ります。

ご導師様とともに、ここにいらっしゃる皆様でお経をあげました。
一番最後まで魂が宿っているのは耳だといいます。
きっとアナタにも皆様の声が届いていたことでしょう。
アナタと出逢えたご縁を今、紐解きます。

花を育てる、絵を描く、木を削る、ものを創る…
多くの物を創り出してきたその手。
職人としての誇りをもち、その手で長い間、ご家族を守り、支えてきました。
器用な手が創り出すものには、心が、魂が、込められていましたね。
アナタのそばに飾られた木彫りの作品。
木のぬくもりだけではない、あたたかさがそこから伝わってくるようです。

口数は少なく、物静か。その分、紡ぎ出される言葉には嘘や偽りがなく、誠実なアナタの人柄が詰まっていました。
物事の真髄をつく言葉。
アナタの心根があふれる言葉。
自分のことよりも相手のことを思う言葉…。
アナタは本当に優しい人でした。
優しくて、のんびりとしていて…。
故人様の周りには穏やかな空気が流れていましたね。
アナタの隣は居心地が良かったです。


私たちは、アナタからどれほど多くのことを教わったことでしょう。
どれほどの愛を頂いてきたのでしょう。
口下手なその姿を反面教師とし、仕事に取り組んだというご長男様。
「短気は損気」父からもらったお守りという名の言葉。
心に刻み、今を生きるご長女様。
63歳で退職。生活のリズム、心のバランスをとることに少し戸惑ったのでしょう。時に奥様にあたってしまうこともありましたね。
それでも、アナタの心根を奥様は分かっています。
結婚生活を振り返り、紡ぎ出された言葉は、「優しい人でした」と。

幸せとは振り返ったときそこにあるものなのかもしれません。

今アナタに届けたい想い。
「すいませんでした」
ご長男様のお言葉です。きっとアナタに伝わっていますね。
「よく頑張ったね。お疲れ様。ありがとう」
ご長女様のお言葉です。
色とりどりの折り鶴、たくさんの花たち、そして、スイセンの花。
旅行くアナタにおくります。
ありがとうの想いをこめてーー。

園芸やものづくりがご趣味であった故人様。
また、入院中、水仙の花が咲くのをとても楽しみにしていたそうです。
大好きだった「ものづくり」でご家族様が水仙の花を咲かせたら故人様も嬉しいのではないかと思い、お別れ式の際に、折り紙を用意してご家族様に水仙の花を折っていただきました。

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