葬儀スタッフブログ「人の優しさに触れて」

2019年5月24日

こんにちは、予定を入れすぎて何もかもが中途半端になってしまっている富田です。皆様、予定の入れすぎにはくれぐれもご注意ください。

 

さて、今日一日、大学で過ごす中で、私は二つの”温かい体験”をしました。

 

一つ目

今朝、サークル活動の関係で、アルトサックスという楽器に初めて触れたのですが、片付けの時に、掃除用具を楽器の中に詰まらせて、そのまま取れなくなってしまいました。

詳しい人にちゃんと確認せず、自力でうかつに楽器を扱ってしまったことを反省し、サックスパートの代表の方に謝罪とお願いと、もし修理が必要なら負担するのでという旨を伝えました。予め携帯のチャットでも報告していたのですが、部室で会えたので誠意をもって直接伝えました。

代表の方は、いやいや、大丈夫、修理まではならないと思うから、やっときますよ、と言ってくれて、いやな顔一つせず、他のメンバーにも何一つ不満を漏らしませんでした。そして、用具の取り出しに成功した時も、「あ、やっといたから」と優しく報告してくれて、そのまま何も言わず帰っていきました。

不満も見せず、見返りも求めない、その根っからの優しさと謙虚さに感動したのと同時に、楽器が元通りになったことにほっとしたのでした。

 

二つ目

先程サークル活動の話をいたしましたが、実はこのサークルを始める前に、別のサークルに一年間在籍していました。つい一週間前に辞めたところです。

一週間前、退部の報告をするつもりで活動場所に向かいました。実は、部の会計係の先輩は、大学での所属が同じで近い存在でしたが、その近さゆえに、当日その方に部費の未納分を払うだけで、退部の報告ができなかったことが心残りでした。

そして今日、その方にお会いした時に、直接退部の報告と今までのご恩への感謝、そして一週間前に報告できず他の部員から知ることにさせてしまったことのお詫びを伝えました。これが誠意だと思いました。

その方はいつも通りの気取らない口調で、全然大丈夫よ、逆にあの時何も知らずに、今年の前期部費払う?って聞いちゃってごめんね、これからもよろしく、と微笑みながらおっしゃいました。

その笑顔を見て安心し、これからもぜひたくさんお世話になりたい、と思いました。心がさらに軽くなりました。

 

このように今日を思い返せば、大きな二つの出来事がありました。

“今日は何だか幸せだ!”と思うのは、このことによるものでした。

 

では、私はどうして幸せを感じることができたのでしょうか。

 

この文章を書く前は、今日はたくさん人に優しくしてもらって嬉しかったから幸せな気持ちなんだ、としか思っていませんでした。もちろん、人に親切にしてもらって嬉しくなるのはよくあることです。

しかし、このお二人の優しさは、伝えるべきことを直接会って伝えたいという ”誠心誠意” があってこそ、厚く実感できたのだと思うのです。

 

楽器を使えなくして代わりに直してもらったのに、メッセージを送ったからと言って、直接会って何も言わずにいたらどうなったかな、と考えてみるのです。相手は自分のしたことをただただ面倒なことに感じ、私は相手の優しさに気づくことはなかったでしょう。

いつもお世話になっている相手に、退部の報告を直接しないまま何となく避け続けたらどうなったでしょうか。相手は私を少し冷たい性格だと思い、私は気まずくて相手と少し心の距離を作ってしまうことになったでしょう。

 

すべて、”誠心誠意”相手と向き合ったからこそ、相手の優しさを嬉しく感じられた、”温かい心の交流”だったのです。

 

これに気づいたとき、私はハッとしました。

まっすぐに人と向き合うことは、こんなにも平和で幸せなことなんだ、と感じられた今日なのでした。

 

長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。<(_ _)>

今日も、皆様にささやかな幸せが訪れますように。☆彡

 

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