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家族葬はるか葬儀メモリー「母として」

 

葬儀プラン:一日葬
葬儀実施日:令和2年1月27日
葬儀場所:はるか会館
会葬者人数:14名


84年を一期とした人生でした――


2019年9月、ひ孫さんに会うために宮崎県から訪れた東広島。
まだ一歳にも満たない小さな命。
愛くるしい姿に心癒され、胸を熱くしたことでしょう。
しかし――
体調が悪いと言っていたあなたは、故郷から遠く離れた東広島の地で入院することになり、そのまま我が家の玄関を開けることは叶いませんでした。

働き者の母でした。
1日14時間という勤務。その生活を何十年と続けてきました。
56歳までその仕事に心を傾けてきたお母さん。
それからも70歳過ぎまで働く日々を送りました。

”生きることは働くこと”

働くことによって、大切にしたい存在を守ってきたお母さん。
そんなあなたから紡がれた言葉がありました。
「元気なうちは働けーよ」
二人のお子様をもつあなた。
娘様が病院へ立ち寄った帰り際に言われた言葉だそうです。
今もその言葉が胸に響いてるという娘様。
あなたが言う言葉だからこそ、重みを持つ言葉――。

過去の記憶と現在が入り混じる世界を歩んでいたお母さんですが、
娘様が病院を訪れるとシャンとするのです。母になるのです。
「ごめんごめん、迷惑を掛ける」
と謝るお母さん。



”親思う 心に勝る親心”
子が親を思う気持ちよりも、親が子を思う気持ちの方が何倍も勝っているものなのです。
我が子を想うと、背筋が伸びる気持ちであったのかもしれませんね。


「帰りたい」
そう願っていたあなた。
叶わぬ夢となりました。

「苦労を掛けた。心配も掛けた。家にも連れて帰ってあげられなかった。
 申し訳ない。」
ご長男様の苦しい胸の内。
きっとあなたは、ご長男様の気持ちを分かっていることでしょう。


旅行く今、お母様の想いはきっと一つです。
「どうか幸せに過ごしてほしい」


全てから解き放たれた今、生まれ育った宮崎へ羽ばたいているのでしょうか。


ありがとう。
あなたに胸いっぱいの感謝を届けます。

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