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テーマ「gratitude and love」

2022年 11月【神式】
葬儀プラン:1日の家族葬
葬儀場所 :はるか会館
会葬者人数:12名

 

「もっと一緒に過ごしたかった・・・」

離れた場所で暮らしていました。
喪主様は広島、お姉様は徳島
それぞれの生活があり故人様の看病などもままならない
容態が少しずつ良くない方向に向かっている頃
喪主様は故人様を広島の病院へ転院させて
残りの時間を出来るだけ近くで過ごされたそうです。
「一緒に居たい」という気持ちが会話の中から沢山伝わりました。

故人様はにぎやかな事が大好きで
家族全員が集まって孫たちの声、曾孫の声が
会館内に響き渡っていました。

「母の想い」

当時、徳島で生活をしていた私たち
喪主様が海上自衛隊に入隊する時
故人様はとにかく大反対だったのです。
なぜ反対をしていたのか?
「船に乗ることも決まっていたので、独りになるのが寂しかったのだと」
故人様らしい想いに気付くまで時間はかかりましたが
今から10年前呉市に転勤になり、故人様も呼んで一緒に生活をしていました
しかし、「徳島に帰りたい」という故人様は徳島に独り帰られました。

喪主様家族に遠慮したのではと思うと
故人様の優しさや沢山の愛を感じることができる
久しぶりに集まる家族を一番喜んでいるのは故人様だねと喪主様は語っていました。

「ご家族の声が届きますように」

今までの感謝を伝え、家族のつながり、絆
故人様への想いを改めて感じれる式でした。

故人様の明るさ、存在の大きさ、私たちにへの愛を
喪主様もお姉様も
「感謝」という言葉に変えて伝えることができ
温かい気持ちと母の存在を孫たちにも残っていくように
 
「ありがとう」と「大好き」を
 
沢山声に出して伝えることで
どんなに離れていても
家族はつながり続けていることに気付ける
温もり溢れる、あたたかいお葬式でした
 
 
最後にお召しになられたカーディガンを少し頂いてリボンを作り
桜を見ながら散歩をされるのが
好きだったこともお話をされていたので
桜のカードに故人様の指紋を残し
それを置物に変えて喪主様とお姉様にお渡しいたしました。
 
 

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担当スタッフ
喪主様の想いを打合せの時から感じていました。
「きちんと送りたい」お葬儀も神式でお送りしたいと
お話を聞かせて頂き
沢山故人様のことをふりかえって頂きました。

家族のご都合もあり4日間、遠方から集まるために日にちを延ばしました。
「家族全員が集まることが喪主様も嬉しく
 なにより故人様が一番喜んでくれている」
この言葉が一番私たちも心が育まれた一瞬でもありました。
家族のご希望も叶えることもでき
また、旅路のお手伝いをさせて頂けたことをとても嬉しく感じました。

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