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家族葬はるか葬儀メモリー「生きた証」

葬儀プラン:一日葬
葬儀実施日:令和2年5月28日
葬儀場所:はるか会館
会葬者人数:19名

 

 

――みんなあなたが大好きでした――

 


あなたと繋がる命の輪は、大きく大きく広がりました。

3人のお子様に 8人のお孫様。

そして…
”みんな仲が良い”

悲しみの場でありながら、会場はご家族様のあたたかい雰囲気に包まれていました。

この和やかな輪の中心に 
     おじいちゃんの存在があったのでしょう――

 

 

 



それぞれの胸に、ふくよかな想い出が刻まれていました。

おじいちゃんとの想い出――。

DIYが得意だったおいじちゃん。
その手から多くのものが生み出されました。
中でもお孫さんの印象に残っているのは、”おもちゃのバッド”
お孫さんたちの成長とともにサイズが合わなくなってきてしまったプラスチックのバッド。
そこに金属を加え、強力なバッドを作ったといいます。
おじいちゃんのバッドは、長い間、子どもたちを笑顔にしてくれました。
流し素麺も想い出の一つ。
おじいちゃんに習い、皆、手作りの箸を作ったそうです。
毎日何気なく使っている”箸”に魂が吹き込まれる…
たちまち、愛着が湧いてきます。
テンションが上がった子供たちの前に流れてくる素麺。
大はしゃぎをする楽し気な子供たちの姿が目に浮かんでくるようでした。

お正月にはみんなでお餅作り。
旅行にも何度も出掛けました。
お化け屋敷の事、ラジオ体操の事…。
想い出話は尽きません。



そして…

今年のお正月――。

おじいちゃんは今までにない行動を起こしました。

冷静に未来を見つめたのでしょう。
60歳の時に書いたという自らの人生を綴ったノートを、奥様に渡したのでした。 
それは、家族皆も目を通すこととなりました。

あなたが生きてきた証。喜び。涙。苦労。
全てが綴られていました。

”確かにここに生きていた”

そんな証を人は誰かに知っていてほしいものなのですね。



「いいおじいちゃんだった」
「最高のおじちゃんだった」
お孫さんたちはおっしゃいました。

「よくやってくれた。ちょっと頑固なところもあったけれど感謝しています」
共に歩んだ奥様より、あなたにおくる言葉です。




あなたがいたから私がいる
あなたと出逢えた幸せにありがとう


あなたの心は、
あなたが生きていたという証は、
 永遠に受け継がれます

 

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