東広島医療センター入口前家族葬ホール
お知らせ
Newsお母様がお亡くなりになられた息子様お二人は
6年前、先にお浄土へお還りになられた。
お父様の時よりも息子様方は少し寂しさを感じました。
「きちんと送り出す」という気持ちの息子様方
お打ち合わせの時にお母様のことを沢山語って頂きました。
お母様は裁縫が得意で
就職の時に2人へスーツを作られたりと
同じような思い出を2人は語られていました。
お母様は沢山の「愛」で包み込まれていて
そのことをお二人はしっかりと受け止められていました。
祭壇横に並べられたのは
「ぬいぐるみ」
6年前にお亡くなりになられた
ご主人様と一緒に集めた、一部
中でも48年前に次男様へ買った
「虎のぬいぐるみ」
そのぬいぐるみは長年愛用されていたため
「眼」が無くなっていました。
せっかくお母様の枕元へそっと納めるのであれば
ふたりで裁縫をして「眼」を入れてもらうようにお願いをすると
ふたりが笑顔で話し合って
少し照れくさそうにもされていましたが
「眼」を入れて頂くことが出来ました
この瞬間、お母様とだけではなく
兄弟がお互いに、裁縫をする表情を見て「笑顔」になり
お互いの真剣な表情を見て、それぞれが優しい目で眺めておられました。
「おもいやり」に溢れていました。
お母さんはとにかく「モノ」を大切にする方で
「ぬいぐるみ」は代表的なものだったのかもしれませんが
お二人が実家から巣立ち
それぞれが家庭を持った頃に、お父様が定年退職をして
広島市内から東広島に移住されたようでした
その時に飼った「犬」も大切にされていたようで
その背景にはいつも息子様お二人を感じる
そして、お葬儀の日に二人が作るものは
本当に大切にしてくれるだろうと祈りを込めて
お孫様からと息子様二人が「感謝」を伝えお守りにして
お別れ時に胸元へそっと忍ばせて頂きました。
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スタッフからの一言
「眼」をお互いが縫い付ける姿を見ていると
もらい泣きをしてしまいました。
お葬式を儀式でお寺様に「お経」を頂き執り行うだけでなく
きちんと告別をする。「感謝」を伝える場に返ることで
お葬式をする意味も変わり儀式から思い出をふりかえる場に
なって行くものだと感じました。
四十九日法要までの事も
お二人がいつも話し合い決まっていき
「家族が集まる場や機会を創る」大切さを感じ
遥という会社はそれを大切にしているのだと
私も改めて感じることが出来ました。