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【介護保険証の返納について】

3ステップでスッと終わる、やさしい返納ガイド

お式を終えられて、少しずつ日常に戻られている頃かと思います。
その中でよくいただくのが、

「介護保険証ってどうしたらいいの?」

というご質問です。

介護保険証は、亡くなられた方が使ってこられた大切なカード。
きちんと返納しておくと、気持ちにもひとつ区切りがつき、
その後の手続きもぐっと進めやすくなります。

ここでは、難しい言葉を省いて
“これだけやればOK” の3ステップ にまとめました。

深呼吸をひとつして、気楽に読み進めてみてください。


✅ 全体は「3ステップ」だけ


ステップ1|介護保険証を手元に用意する

返納するのは、
「介護保険被保険者証」 と書かれた黄色または緑色のカードです。

もし他の保険証も一緒に保管している場合は、
「介護」と書かれたものをまとめておけば安心です。

迷ったときは、窓口で判断してもらえるのでご心配なく。


ステップ2|必要なものをそろえる

返納に必要なのは、ほんの数点だけです。

  • 介護保険証(原本)

  • 死亡診断書の写し、または死亡届の控え

  • 手続きされる方の本人確認書類

  • 印鑑(自治体により不要な場合あり)

💡 ワンポイント
「これで足りますか?」と役所へ一本電話すると、
当日とてもスムーズです。


ステップ3|市区町村の役所に返納する

返納先は お住まいの市区町村役所 です。

窓口では、

「亡くなった家族の介護保険証を返納したいです」

と伝えていただくだけで大丈夫。
数分で終わることも多く、その後の流れも丁寧に教えてもらえます。


🧭 もう少し詳しく知りたい方へ


75歳以上の方(後期高齢者医療の保険証がある場合)

75歳以上の方は、

  • 後期高齢者医療保険証

  • 介護保険証

の2枚を持っていることが多いです。

どちらも同じ役所でまとめて返納できます。
むしろ一緒に提出したほうがスムーズです。


要介護認定中だった方の場合

以下の書類も一緒に求められることがあります:

  • 介護保険負担割合証

  • 介護保険負担限度額認定証

  • ケアプランの書類など(自治体による)

要らないものは窓口で判断してくれるので、
そのまま持参でOKです。


郵送で返納したい場合

外出が難しい場合、
郵送での返納が可能な自治体 も増えています。

役所に電話し、

「介護保険証を郵送で返納できますか?」

と確認すると、必要書類や送り先を教えてくれます。


❓ よくある質問


Q. 期限を過ぎてしまいました…

→ 大丈夫です。
多少遅れても問題になることはほとんどありません。
気づいたときに進めていただければ大丈夫です。


Q. 本人がいなくても返納できますか?

→ はい。ご家族が代理で返納できます。


Q. 他に注意することはありますか?

→ 介護サービスを利用されていた場合、
事業所への連絡や最終精算が必要なことがあります。
役所で相談すれば丁寧に案内してもらえます。


🌿 遥株式会社からのひとこと

手続きという言葉は、どうしても気持ちが重くなりがちです。
でも実は、こうした「返納」は
その方が生きてこられた証をきちんと締めくくる
小さな大切な時間だと、私たちは考えています。

ひとつ一つ進むたびに、心の中に少し余白が戻ってくる。
そんなお手伝いができれば幸いです。

無理のないペースで、できることから。
私たちはいつでも寄り添います。

遥株式会社 代表 須賀 隆

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