東広島医療センター入口前家族葬ホール
お知らせ
News相続した家について、
「長い説明は読み切れない」という方には、
ここだけ押さえていただければ大丈夫です。
貸す(賃貸)を考えるときにやることは、この3つだけです。
なぜ貸したいのか、一行で書く
例:「誰も住まないので、売らずに活用して固定費を減らしたい」
修繕・管理・空室リスクを不動産会社に正直に相談する
→ 「相続で受け継いだ家を貸すか迷っていて…」とそのまま話す
年間の収支の“ざっくり表”を作ってもらう
→ 家賃収入 −(管理費・修繕費・空室を含めた想定)= 手元に残るイメージ
ここまでできれば、
という3つのポイントにしぼって、やさしく整理していきます。
「目的」をはっきりさせるのが一番大事 です。
貸したい理由には、例えばこんなものがあります。
売る決心はまだつかないが、空き家にはしたくない
固定資産税や維持費の負担を軽くしたい
将来、家族が戻ってくるかもしれないので、手放したくはない
老後の資金・教育費の足しにしたい
ここでやっていただきたいのは、とてもシンプルです。
「この家を貸したいと思う理由」を
ノートに一行だけ書く
例)
「今は誰も住まないので、売らずに活用して固定費を減らしたい」
「将来住むかもしれないので、手放さずに家賃収入を得たい」
この一行があるだけで、
不動産会社や専門家に相談するときの会話が、ぐっとスムーズになります。
賃貸として人に住んでもらうには、
「そのまま住める状態かどうか」
「最低限どこを直す必要があるか」
を見ておく必要があります。
水まわり(キッチン・お風呂・トイレ)は使える状態か
雨漏りや大きな傷みはないか
室内のニオイやカビが強くないか
給湯器、エアコンなどは使えるか
古い家の場合、「フルリフォーム」が必要かどうかではなく、
「賃貸として貸すなら、ここまでは直した方がよい」
という現実的なラインを、不動産会社と一緒に見極めることが大切です。
ここも「正解」はありませんが、
賃貸に出したときの 想定家賃 × 数年分
それに対して、修繕にいくらかけるのか
という目線を持っておくと、大きな判断ミスを防げます。
たとえば、
月8万円で貸せそう → 年間96万円
3年で約300万円の家賃収入
であれば、修繕にどのくらいまでかけるのが現実的か など
ここは一人で悩まず、
相続や空き家に詳しい不動産会社に「率直に」相談してみるのがおすすめ です。
賃貸は「貸しておしまい」ではなく、
その後の管理や空室リスクも含めて考える必要があります。
賃貸管理には、ざっくり言うと以下のような仕事があります。
入居者募集の対応
家賃の入金管理
設備故障・トラブルの一次対応
退去時の立ち会い・原状回復の調整
これを、
オーナー(ご家族)が自分で行うのか
管理会社に委託するのか
を決める必要があります。
遠方の物件の場合や、日中の連絡が取りにくい方の場合は、
管理会社に任せる選択肢 を検討される方が多いです。
もちろん管理費用はかかりますが、
「24時間、電話が鳴る可能性のある状態」
を自分で抱え込まなくてよい、という安心感があります。
賃貸として考えるときに忘れたくないのが、空室の期間 です。
入居者が決まらない期間
退去から次の入居までの空き期間
この間も、固定資産税や最低限の維持費はかかります。
「都合の良い時だけおいしい話」ではなく
「うまくいかないときのシナリオも、最初から一緒に見ておく」
ことが安心につながります。
不動産会社に相談するときには、
このエリアの空室率
一般的な入退去のサイクル
実際に想定される年間の収支シミュレーション
などを一緒に出してもらうと、感覚ではなく
数字で判断しやすくなります。