東広島医療センター入口前家族葬ホール
お知らせ
News相続された家や土地について、
「親の家を整理する」
「長年の家を手放す」
という言葉には、どうしても寂しさがつきまといます。
だからこそ、
“いきなり大きな決断をする” のではなく、
今すぐできる空き家対策を一つ決める
例:「草木の手入れだけ業者に頼む」「ポストだけ定期的に確認する」
将来の選択肢(売却・解体・管理)について、一度だけ相談してみる
→ 不動産会社や専門家に、「将来の整理を見据えて話を聞きたい」と伝える
ここまでできれば、
「なんとなく不安なまま放置している状態」から、
「将来に向けて動き出している状態」に変わっています。
この3つを、少しずつ整えていくことが大切だと考えています。
まずは、自分の気持ちを一行にしてみる ところから始めます。
よくうかがう理由は、例えばこんなものです。
将来も住む人がいないので、空き家のままにしておくのが不安
草木が伸びて近隣に迷惑をかけないか心配
固定資産税や維持費だけが毎年かかってしまう
子ども世代に問題を先送りしたくない
ここでやることは、たった一つです。
「なぜ整理したいのか」を
ノートやメモ帳に一行だけ書いてみる
例)
「誰も住まない家をそのままにせず、きちんと区切りをつけたい」
「子ども達に空き家の問題を残したくない」
この一行があるだけで、
不動産会社や専門家に相談するときにも、話がとても伝わりやすくなります。
「将来は整理したい」と思っていても、
いきなり売却や解体まで決めなくても大丈夫です。
ただ、何年も完全な放置 になってしまうと、
雑草や樹木が伸びて、近隣トラブルの原因になる
建物の傷みが早く進み、売却や活用が難しくなる
防犯上の不安(空き巣・不法侵入 など)が増える
といったリスクが出てきます。
たとえば、こんなことから始められます。
ポストの中身を定期的に確認する(チラシが溜まらないように)
草木の手入れをする、もしくは業者に頼む
近隣の方に、簡単に事情をお伝えしておく
地元の不動産会社や「空き家相談窓口」に、状況だけでも聞いてみる
ここでも大切なのは、
「全部を一気に片づける」ではなく
「今できる小さな対策を一つ決める」
というスタンスです。
将来の整理を考えるとき、
不動産だけでなく、次のようなことが一緒にテーマになります。
実家の家じまい(売却・解体・更地にする など)
お墓じまい・仏壇じまい
遺品整理・生前整理
これらはすべて、
「その方が生きてこられた時間を、どのように区切るか」
という、とても個人的で大切な選択です。
ざっくり分けると、次のような選択肢があります。
不動産を売却して整理する
建物を解体し、更地にしてから活用・売却する
しばらくは活用せず、将来に備えて管理だけ続ける
遺品整理や仏壇・お墓のこととセットで、「区切りのタイミング」を決める
どれが「正しい」というよりも、
家族の状況
経済的な負担
その家や土地への想い
によって変わってきます。
ザッポス的な考え方でいえば、
ここは「急いで決めさせる」のではなく、
「選べる選択をを知ったうえで、ご自身のペースでえらんでいただく」
ことを何より大切にしたいところです。