東広島医療センター入口前家族葬ホール
葬儀メモリー
memory葬儀プラン:二日の家族葬
場所:遥会館
参列者:5名
「誰が、何のために祈るのか」-お母様が知らぬまま、子を送ることはできない-
その現実を、親族の方々が“代わりに”引き受け、“代わりに”送り出す。祈りのバトンが静かに渡された式でした。
幼い頃から病と共に歩まれた故人様。ご両親は宝物のように大事に寄り添ってこられました。
病気が落ち着くと車の免許を取ることが出来ました。配達の仕事に励み、人と出会い、語らい、笑い合う日々を送りました。
「面白い子だね」「優しい人ですね」と慕われる故人様。その姿に心から喜んでいたのはお母様でした。
お父様が先立たれたあとも、故人様とお母様、お二人で寄り添って過ごされました。
「息子のことはもう、守ってくれる人が居るから、大丈夫」。
お母様が何気なくこぼされた言葉は、今日証明されました。
誰かの“代わりに”祈るとき、そこには同じ想いが宿る。
会場に来ることができないお母様の分まで、「代弔」という優しさに包まれ、故人様は旅立っていかれました。
お母様の愛情と共に。